かぜ・インフルエンザについて
よく患者さんから、「かぜ・発熱・インフルエンザは、耳鼻科でみてもらえるのですか?」とご質問があります。かぜの症状である、くしゃみ、はな水、はなづまり、のどの痛み、発熱、せき、たん、声がれなどは、はな・のどの症状であり、耳鼻科でも診察・治療を行っています。
また、インフルエンザの検査は、鼻の奥に綿棒を入れて検査を行いますので、我々耳鼻咽喉科が得意とするところです。治療の内容は、はな水を吸い出したり、処置や吸入(ネブライザー)で、はな・のどにお薬をいれたり、内科・小児科と同じように飲み薬などをお出ししています。
また、かぜと一緒に起きやすい中耳炎(耳のいたみ・つまった感じ)や、はなの症状が長引く副鼻腔炎などの診察・治療を行うとともに、せきの多い方には、はい炎やぜんそくがおこっていないかなど、胸の聴診も行っています。内科や小児科でお薬をもらっていらっしゃる場合、処置や吸入だけの受診も可能です。どうぞお気軽にご相談下さい。
なお、胸のレントゲンをとらなくてはならないようなはい炎や、呼吸困難、重いぜんそく発作、また、けいれん(ひきつけ)を起こしているような方には、内科・小児科・大きな病院への受診をおすすめしています。