インフルエンザ
インフルエンザとはどんな病気?
毎年冬に多く発生する風邪の1種で、主な症状は突然の高熱、のどの痛み、筋肉痛などです。気管支炎や肺炎、中耳炎を起こす原因にもなり、また乳幼児がインフルエンザが原因となって肺炎にかかると 命にかかわることもあります。また、感染力が強く、場合によっては 学校や職場の閉鎖を余儀なくされる事があります。
治療方法
原則として抗インフルエンザ薬を処方し、直接ウイルスを退治します。
ただし、未成年の場合、抗インフルエンザ薬を処方せずに様子を見る場合もあります。
インフルエンザは悪化すると生命に関わる場合もあるので、感染した場合は外出をせず、自宅で回復に努めるようにしてください。
ご注意いただきたいこと
抗インフルエンザ薬を服用後、日常行動などに異常がでた場合はすぐに服用を 中止し、すみやかに医師にご相談ください。また、インフルエンザは大変感染力が強いため、特にご家族でお子様・お年寄りは、インフルエンザに感染した方には近づかせないようにしてください。小児の方は学校保健法の定めにより発症後5日、熱が下がって2日経過してから 登園、登校してください。
感染を予防するためには、流行時期には極力、混雑する場所は避け、日ごろから睡眠不足や食生活に気を配り、十分な栄養と休息をとることと同時に、流行前に必ず予防接種を受けることです。
ご注意いただきたいこと
飛沫感染(唾液での感染)を起こしますので、感染後は人ごみなどは避け、他人に感染させないようにご注意ください。また、小さなお子様で兄弟姉妹がいる場合は特に感染しやすいので、注意してください。集団生活をされているお子様は熱が下がるまでは、登園・登校しないようお願いします。