耳鳴り
耳鳴りとはどんな症状?
耳鳴りとは、実際には音がしていないのに、「キーン」という音や「ジー」という音を感じる症状を耳鳴りといいます。
低音または高音、持続するもの、断続的なものなど色々な耳鳴りがあります。耳の病気と共に起こるものが一番多く、ホルモン異常や高血圧や低血圧などの血圧の変化、動脈硬化、糖尿病などの全身的な原因で起こることもあります。
代表的な耳の病気としてメニエ-ル病や突発性難聴、内耳の病気、中耳炎などの中耳の病気が原因となります。加齢変化としての年相応な難聴にも耳鳴りをともなうことがあります。
治療方法
治療方法は、原因によって異なります。特に難聴、めまいをともなうような、内耳性の耳鳴りは早期に治療することが大切です。主に、循環改善剤、ビタミンBなどの薬物療法を行います。早期治療を行うことで、軽快することもあります。耳鳴りが起こったら早めに受診してください。
ご注意いただきたいこと
難聴をともなうような、内耳性の耳鳴りは、疲れや体調不良によっても症状が悪化することがあります。また、耳鳴りの音を気にして聞こうとすると、より耳鳴りが大きく感じます。疲れ、ストレス、睡眠不足などがないように注意し、できるだけ耳鳴りを気にしないようにしてお過ごしいただくことが大切です。