副鼻腔炎(ちくのう症)
副鼻腔炎(ちくのう症)とはどんな病気?
鼻の穴の周辺には副鼻腔(ふくびくう)と呼ばれる空洞が沢山あり、この副鼻腔の粘膜が 風邪のウイルスや細菌等で炎症を起こし、腫れてしまい、この空洞の中に膿がたまった状態を、ちくのう症(副鼻腔炎)といいます。症状は頭痛、顔面痛、鼻水、鼻づまりなどです。
治療方法
鼻水を吸いだす吸引処置、鼻の粘膜のはれを抑えてネブライザーが副鼻腔に到達しやすいようにしてから吸入します。抗生物質などの飲み薬を組み合わせて治療します。強い抗菌剤を短期間飲み、細菌を減らしてから、マクロライドの抗菌剤に変更。良好なら、さらに半量にして治療を続けます。治療完了には、2ヶ月ほどかかります。
ご注意いただきたいこと
通院頻度をしっかり守ってください。途中で通院を止めると、さらにひどくなる場合もあります。きちんと通院してしっかり薬を飲み最後まであきらめず、根気よく治療しましょう。